三菱マテリアル株式会社
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旋削加工の工具各部の作用

ホーニングとランド
ホーニング、ランドともに切れ刃の強度を保持するための刃先処理です。
ホーニングには、切れ刃のエッジを丸めた丸ホーニングと小さな面取りを施したチャンファーホーニングがあります。
ランドはすくい面上または逃げ面上に沿って設けた幅の狭い帯状の面です。
ホーニング幅は、送りの2分の1程度が最適です。
図
ホーニングの大きさと欠損による工具寿命
ホーニング量による影響
  1. ホーニングを大きくすると刃先強度が高くなり、欠損率が減少し、工具寿命が向上する。
  2. ホーニングを大きくすると逃げ面摩耗が発達しやすく工具寿命が低下する。すくい面摩耗量は、ホーニングの大小によって影響されない。
  3. ホーニングを大きくすると切削抵抗が増し、びびり振動が生じやすくなる。
ホーニングを小さくする場合
  • 仕上げ切削等の微小切り込み、微小送りのとき
  • 軟らかい被削材のとき
  • 被削材、機械に剛性のないとき
ホーニングを大きくする場合
  • 硬い被削材のとき
  • 黒皮、断続切削のように刃先の強度を必要とするとき
  • 機械に剛性のあるとき
超硬合金、ダイヤコート、サーメットのインサートにはあらかじめ丸ホーニング(標準)がほどこされています。