三菱マテリアル株式会社
BACK


切削条件の選定
  優先項目
工具
寿命
切削
抵抗
仕上げ面 ねじ
精度
切り
くず
処理
生産性
(パス減)
インフィード
方法
ラジアル    
フランク (△:修正) (△:修正)    
切込み量 切込み一定          
面積一定  
注)フランクインフィードから修正フランクインフィードに変更することにより、工具寿命の延長と仕上げ面精度の向上が期待できます。面積一定においても、後半パスの切込み量を多くすることにより、切りくず処理性の向上が期待できます。


 切込み量とパス回数
ねじ切り加工では、切込み量とパス回数の選定が極めて重要です

・大部分のねじ切りは、あらかじめ加工機に搭載されている「ねじ切りサイクルプログラム」を
使用し、「トータル切込み量」、「1パス目又は最終の切込み量」を指定します。

・ラジアルインフィードは、切込み量、パス回数の変更が容易ですので、適切な条件を探す為のテ
  ストを比較的簡単に行えるというメリットがあります。


 加工改善のワンポイント
工具寿命を延長したい
・ノーズRの損傷を抑えたい修正フランクインフィード
・左右の逃げ面摩耗を均一にしたいラジアルインフィード
・クレータ摩耗を抑えたいフランクインフィード
切りくずトラブルを抑えたい
・フランク又は修正フランクインフィードへ変更する。
・ラジアルインフィードの場合、逆バイトを使用しクーラントの射出方向を下向きに調整する。
・ラジアルインフィードの場合、最小切込みを0.2mm前後に設定し、切りくず厚みを増す。
生産性を追及したい
・切削速度を上げる(但し加工機の制約有り最大回転数、機械剛性等)。
・パス回数を減らす(30〜40%減を目安に適切な条件に設定してください)。
・パス回数を減らし、切りくず厚みを増すことにより、切りくず処理が容易になるケースもありま す。


 三菱品を有効に使用するには
・優れた耐塑性変形性と耐摩耗性を持つねじ切り専用材種を生かし、高速加工、パス回数低減により高い生産性(高能率切削)が実現できます。

コストダウン
ビビリを抑えたい
・フランク又は修正フランクインフィードへ変更する。
・ラジアルインフィードの場合、後半パスの切込み量を減らす、切削速度を下げる。
 
仕上げ面精度を上げたい
・最終仕上げパス後のゼロカットを行う。
・フランクインフィードの場合、最終パスのみラジアルインフィードにする。